『テッド』
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- 2014/01/26(Sun) -
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『テッド』
大ヒット映画です。 テッドのお下劣ギャグが話題になりましたが、 正直、アメリカ人の非エリート男子の会話なんて、こんなものかなと思っちゃいます。 ぬいぐるみのクマが口にするから驚くのであって、冴えない独身中年男の会話だと思えば 違和感全然ないです・・・・映画としては見たくないけど(爆)。 ギャグの中では、お下品ネタよりも、 エスニックジョークや、さらに踏み込んだ人種差別的なジョーク、 そして、有名人の実名を堂々と使ったジョークが冴え渡ってます。 この手のジョークは、笑えるものと顰蹙モノと紙一重ですが、 危ない橋を渡ってる感ぷんぷんです。 そこがスリリングで面白いです。 ジャスティン・ビーバーは、予言どおり、最近、薬でトラブってましたしね(苦笑)。 テッドのキワモノ感が溢れてますが、 実は、意外と世の中のことが分かってる気がします。 分かっててバカやってる感じ。根の部分は大人だと思います。 一方、主人公のジョンは、頭を使わずに流されてしまうバカ。 作中でも「無責任」「人のせいにする」なんて彼女からも、テッドからも言われてましたが、 まさにその通り! あんまり周囲には居て欲しくないタイプの人間です・・・。 本来は、彼女ローリーとは釣り合いが取れないように思いますが、 彼女の側がサバけているので、おバカなジョークにも付き合って上げられるというカップル。 ある種、気を使わなくて済む気安い恋人で、 しかも彼氏のほうがゾッコンなところが伝わってくるので、安心できるんでしょうね。 お互い精神安定剤的なカップルなんだなと思いました。 最後は、気持ちの悪い展開を挟みつつ、また辛口ジョークをぽんぽん出しながらも 大団円で終わっていくというアメリカらしい展開。 お下劣ファンタジー・コメディにはぴったりですね。 あと、ミラ・キュニス、美人でした!
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