FC2ブログ
『安全と安心の科学』
- 2014/01/21(Tue) -
村上陽一郎 『安全と安心の科学』(集英社新書)、読了。

基本的には『安全学』の内容に沿ってます。
入門書というところでしょうか。
具体事例を入れつつ、分かりやすく「安全」「安心」について書かれています。

「安全をどのように確保するか」「どこまでやれば安心なのか」
現実的な目線で述べていると思い、私は著者の判断の仕方を信頼しています。

本作では、原子力発電所の安全性について肯定的な文章で書かれていますが、
3.11後も同様のスタンスを一貫して持っているようで、
一部からは批判が出ているようですね。

3.11後の言論の内容を少し読んでみた限りでは、
「このご時勢にここまで言い切るとは勇気あるなぁ~」と、表現には驚きましたが、
内容的には昔と変わらず信頼できるのではないかと感じました。
(ちょっと誤解を生みそうな表現には危ういものを感じますが)

「安全」と「安心」を混同してはいけない、
また、経済合理性や実現性を無視して「安全」や「安心」を無闇に求めることはマイナス。
こういう観点は、冷静に事態を受け止め、意味のある対策を講じるという点で
非常に重要なことだと思います。


安全と安心の科学 (集英社新書)安全と安心の科学 (集英社新書)
村上 陽一郎

集英社 2005-01-14
売り上げランキング : 89423

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL |  村上陽一郎 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『伝える力』 | メイン | 『LOOPER』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/3640-1e2d294d
| メイン |