『蜩ノ記』
- 2014/01/05(Sun) -
葉室麟 『蜩ノ記』(祥伝社)、読了。

父の本棚から借りてきました。
直木賞受賞作。
藩主の側室と不義密通を犯した罪で、切腹を言い渡された秋谷。
しかし、家譜編纂の役目を果たすため、切腹は十年後とされる。
その秋谷の見張り役として幽閉先に遣わされた主人公が、過去の事件の真相に近づく・

あまり時代小説の長編は読んだことがないのですが、
最初は、淡々とした話の流れに、こんなものかな・・・・とやや退屈気味。
一揆の動きなども、秋谷による説得で早々に封じ込められ、
あまり大きな動きはありません。

しかし、「御由緒書」が表に出てきてからは、家老一派の動きが活発になり、
また村民にも死者や逃亡者が出るなど、大きな影響を及ぼします。
そんな中、秋谷の一家は、武家の名に恥じぬ姿勢で臨みます。

最後のシーンは、予想された結末とはいえ、
じーんと来ました。


蜩ノ記蜩ノ記
葉室 麟

祥伝社 2011-10-26
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コメント
-映画「蜩ノ記」予告編-
映画「蜩ノ記」の公式サイトで予告編が観られます。
期待が持てそうです。
2014/06/13 11:07  | URL | ひろ #Z0eBfVjg[ 編集] |  ▲ top

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ひろ様

CMありがとうございます!
2014/06/13 16:30  | URL | かもめ組 #obYDgEv2[ 編集] |  ▲ top


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