『地球温暖化問題原論』
- 2013/12/08(Sun) -
江澤誠 『地球温暖化問題原論』(新評論)、読了。

数週間かけて、毎日のお昼休みと休みの日を使って、
本作で「地球温暖化問題」というものを勉強してみました。

「自然科学の仮面をかぶった政治問題である」ということには、
前々から自分もそうだと思っていたのですが、
その舞台となるIPCCに関しては、どうしても「科学的に正しいのか否か」という
議論が目に付くので、その政治性についてしっかりと読んだのは初めてです。

「ネオリベラリズム」という枠組みにおける「温暖化問題」が果たす役割を
様々な角度から検証しています。

経済学や政治学の専門用語が出てくるところは難しく感じましたが、
実際のアメリカの動きのブレ方を報道で見ていて感じた疑問は、
ブレではなく、政策に沿った動きなのだと納得できました。

温暖化の問題は、
①本当にCO2による温暖化が進んでいるのか?それは環境にどれだけの影響を及ぼすのか?
②温暖化問題を騒ぎ立てることで、誰の役に立つのか?誰が得をするのか?
この、自然科学と、社会科学の両面を、きちんとバランスよく押さえたうえで
自分自身の考え方を整理する必要があるなと再認識しました。

特に、現在の日本では、ここに原子力発電政策が絡んでくるので、
それぞれの政治的または科学的な立場により、多種多様な議論が沸騰しています。
沸騰と言うよりも、混迷を極めていると言った方が良いでしょうか。

難しい専門的な問題だからと他人任せにせずに、
自分の頭で考えたうえで、どのような行為を支持するのか
きちんと考えなければいけないと肝に銘じました。

地球温暖化問題原論-ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬地球温暖化問題原論-ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬
江澤 誠

新評論 2010-12-27
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