『暗殺の日本史』
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- 2013/11/25(Mon) -
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歴史の謎を探る会 『暗殺の日本史』(KAWADE夢文庫)、読了。
「暗殺」というと、最近、再びケネディ大統領暗殺事件が話題に上がっていましたが、 犯人が捕まっているとはいえ、未だに異を唱える人も多いですよね。 密かに殺すからこそ「暗殺」なのでしょうが、 本作で紹介されている暗殺事件でも、犯人不明・動機不明のものが多く、 暗殺の不気味さを感じます。 一方で、事実関係が比較的分かっている明治期の暗殺事件や未遂事件の中には、 激しく思い込んだり、妄想に駆られたりしての凶行も少なからずあるようで、 ある種、異常な精神状態だからこそ、 殺害という行為に思考が行きついてしまうんだろうなとも感じました。 いずれにしても、人間の判断としては異様なものであり、 戦争とはまた違った怖さを感じます。
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