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『御社のトップがダメな理由』
- 2013/09/21(Sat) -
藤本篤志 『御社のトップがダメな理由』(新潮社新書)、読了。

先々週、勤め先の某役員と、会議で意見がぶつかりました。
どう考えてもその役員の意見は放言と言うか、暴論に近いものだと思うのですが、
なんとなく「お前の提言の仕方が悪い!」という雰囲気でウヤムヤのまま終わり・・・。

まぁ、確かに、事前に提案の作戦を十分に練っていなかったこちらも悪いのですが、
あまりの論理展開に、こちらは反論することもできずポカーン (゜_゜)
部長は戻ってから「経営者の立場であんな物言いは信じられん!」と怒り心頭。

一応、会議が終わってから、「失礼な言い方をしました」と謝りには行ったものの
当の役員とうちの部の間には変な空気が充満したまま(苦笑)。

で、手元に本作があったので、「なんでダメなんだろう・・・」と
半ばヤケクソな気分で読んでみました。

が、大半は、「成果主義」「360度評価」「フラット型組織」などの
制度設計の話に終始し、イマイチ求めていたものと違っていました。
制度を使いこなせない役員、もしくは、制度の本質を理解していない役員
という意味でのダメさの話でした。

最後の方に、「民主的ボトムアップ主義の無責任」が語られており、
これは正鵠を射ている!とヒザを打ちました。

まさに、うちの会社が、「こうなったらいいな」「あの会社いいな」と役員が
抽象的なイメージを思いつきで語り、下のスタッフが一生懸命に方法論を考え、
結果、ストーリーのない場当たり的な仕組みの導入となり失敗続きです。

具体的な制度設計を役員に考えてくれとは言いません。
それはスタッフが知恵を出すところです。
でも、事業全体を流れるストーリー、将来を見通した戦略を、
イメージで良いので役員には語って欲しいのです。

課長でもないクラスの私が中期経営計画のストーリーを考えて
部長と社長の間で詰めて、株主への説明に回ってもらっている一方で、
他の役員は我関せずで眺めているだけって、どーなのよ!(怒)


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藤本 篤志

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