『世界中がアイ・ラブ・ユー』
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- 2013/08/04(Sun) -
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『世界中がアイ・ラブ・ユー』
ウディ・アレンのミュージカル作品。 「うーん、ミュージカルは苦手なんだよなぁ・・・」と思いつつ、 ウディ・アレンなので観てみました。 再婚した弁護士夫婦には、双方に連れ子があり、 夫婦+子供5人+ボケちゃった爺ちゃん+怖い家政婦が一つの家に住む賑やかな世帯。 そして、遠く離れたパリには元旦那が住むが、新旦那と友人のため しょっちゅうNYの家に遊びに来て、元夫婦も何だかんだで楽しそうに議論する・・・ と、まぁ、要約すると何が何だか分からない人間関係なのですが(苦笑)、 そこはウディ・アレン監督、それぞれのキャラを見事に書き分けて、 一見混乱している画面をクリアに整理して見せてくれます。 元夫婦同士を対立させた方が、会話の応酬がやりやすいと思ってしまいがちですが、 何でも相談できる間柄にすることで、一層、ウィットに富んだ会話が展開され、 観ていて小気味良いです。 子供たちも、婚約指輪を飲み込んだり、ガチガチ共和党支持者になったり、 殺人服役囚を恋人にしたり、ニースのゴンドラ乗りをポイ捨てしたりと、 まぁ~やりたい放題なのですが、なぜか愛らしいと思えます。 そして、何と言ってもキャストが豪華! ゴールディ・ホーン、ナタリー・ポートマン、ドリュー・バリモア、 エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、・・・・・。 冒頭のシーンで、あまりの豪華さに、何度も「え、え、えっ!?」って思っちゃいました。 ジュリア・ロバーツの気を引こうと、一緒にジョギングを始めるウディ・アレン爺さん。 「そんな老体で走ったら、死んじゃうよ!」とハラハラしたのですが、 よくよく考えたら、本作の撮影当時は60歳ぐらい。 ま、無茶な走り方をしなければ大丈夫な年齢でした。 というか、60歳の顔と、今の80歳の顔が、あんまり差がないような(爆)。 あ、あと、ミュージカルは、この作品の味なのかもしれませんが、 私はやっぱり楽しめず(苦笑)。 ウディ・アレン監督作品でさえダメだったということで、諦めがつきました・・・。
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