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『14歳からの経済学』
- 2013/07/30(Tue) -
竹中平蔵 『14歳からの経済学』(東京書籍)、読了。

タイトルからすると、中学生に向けて書かれた本でしょうか。
作中でも、高校生とのディスカッションの様子が再現されています。

書かれている文章は、中高生にも分かるレベルで平易な言葉を選んでいます。
しかし、その内容は、簡潔にまとまっていて、非常に勉強になりました。

ポイントは3つ。
① ”What is the problem?”を明確にする。
② 問題解決に向けた制約条件をクリアするソリューションを考える。
③ ソリューションを考えるには、若干の知識が必要になる。

複雑な世の中ですから、そう単純にコトが運ばないことは重々承知していますが、
しかし、突き詰めれば、上記の3つに集約されると思います。
現実世界で実行するには困難が伴いますが、
でも、しなければならないことは、この3つに収斂します。

というわけで、自分が何をすべきか、何を軸にすべきか、
もう一度認識するのに最適な読書でした。

竹中先生、やや過去の人のような感がありますが、
彼のエリート待望論は、私個人的には支持しています。
というか、自分としては心地よいです・・・。


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竹中 平蔵

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