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『必笑小咄のテクニック』
- 2013/07/27(Sat) -
米原万里 『必笑小咄のテクニック』(集英社文庫)、読了。

ちょっと息抜きを・・・と思い、
万里さんお得意のロシアン・ジョークを期待したのですが、
結構まじめにジョークの構造を分析・解説していて、
正直、面倒くさいと感じてしまいました(苦笑)。

もっとお気楽にジョークを楽しみたかった・・・・
というか、解説は誰でもできるけど、ロシアン・ジョークを面白く聞かせてくれるのは
万里さんか佐藤優氏ぐらいなので、バンバン、ジョークを繰り出してほしかったのです。

ま、でも、後半になるほどジョークの量が増え、
またロシア系のものや米国を嗤うもの、政治ネタや宗教ネタなど
ブラック度やタブー度が上がっていって面白く読めました。

あ、あと、小泉流の政治は嫌いなのね・・・・くどいぐらいに批判が(苦笑)。
ま、共産党の家系ですから、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。


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米原 万里

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