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『プリンセス・トヨトミ』
- 2013/05/21(Tue) -
万城目学 『プリンセス・トヨトミ』(文春文庫)、読了。

初めての作家さんですが、ヒット作が多いので期待してました。
が、しかし・・・・・イマイチでした。

序盤の会計検査院の業務を描写するくだりは、
3人のキャラクターの妙もあって、面白く読めました。

でも、中学校の話に移った時に、いろんな要素を詰め込み過ぎて、
読みづらく感じました。とにかくスピード感がない・・・。

会計検査院の3人が、やや劇画調なキャラクター設定なので、
中学校側はオーソドックスな人物設定にしておかないと、
バランスが悪い気がします。

そもそも、中学生の男の子に性同一性障害を負わせたことの意味って何だったのでしょう?
あんまり作品の中で効果的な要素になっていたようには思えなかったのですが。

会計検査院側の目線で全てを描いた方が、
ワクワク感を醸成できたのではないかと推量します。
中途半端な見せ方が、感情移入のしにくさを招いてます。

Amazonを見る限り、他の作品に比べて本作は評価が低そうなので、
他をあたってみることにします。


プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
万城目 学

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