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『ある日、アヒルバス』
- 2013/04/15(Mon) -
山本幸久 『ある日、アヒルバス』(実業之日本社文庫)、読了。

お気楽小説を・・・と思って手に取りました。
正解!
テンポよくスイスイ楽しく読めました。

5年目のバスガイドを主人公に、
問題児のお客様のあしらい方、新入社員の研修、自分の仕事への思いなど、
バスガイドという仕事を多面的に描いていきます。

こういう「お仕事小説」は、読んでいて楽しいですね。
その職業についての新たな発見があり、特に、働く人の思いに触れることが
結構な刺激になります。

昔は、大変な仕事と楽な仕事があると思ってました。
そして、バスガイドという仕事は、非難を承知で言うと、楽な仕事だと思ってました。
決まったルートに沿ってバスで巡り、これまた決まった案内をするのだと。

しかし、様々な「お仕事小説」を読むにつれ、
大変な仕事と楽な仕事という分類はないのだという、当たり前のことに気づきました。
あるのは、仕事に真剣に取り組む人と、手を抜く人との違いだけです。

バスガイドという仕事においても、
鋼鉄母さんの異名を持つ先輩社員はさることながら、
入社5年目の主人公は、自分なりのガイドテクニックに磨きをかけ、
同期のアキは、新しいツアー企画の提案に熱を上げる。
こういう、やる気の塊のような熱意が感じられる小説は、
読んでいて自分の励みにもなります。頑張ろうと。

山本作品は、明るく前向きなので、
自分が前を向きたいときにはぴったりですね。


ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)ある日、アヒルバス (実業之日本社文庫)
山本 幸久

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