『夜は短し歩けよ乙女』
- 2013/04/07(Sun) -
森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)、読了。

山本周五郎賞ということで期待したのですが、
これは合いませんでした。
内容云々ではなく、文章の持つ雰囲気が合わないということです。
装飾がふんだん過ぎて食傷気味。
エッセイでさらっと読むには良いかもしれませんが、この文量では重いです。

ただ、大学生の無駄なエネルギーのかけ方には賛同。
「バカを一生懸命やる」ことの清々しさをもってる作品ですね。
特に、学園祭のくだりは最高です。
私自身が、学園祭の実行委員をやっていたという理由も大きいのですが、
しかし、すべての知恵と体力を「偏屈王」という劇に注ぎ込むエネルギー、
風刺の効いた会話と展開、周りを巻き込み興味を引き付ける力、
どれも大学生活らしい素晴らしい一面を描いてると思います。

あぁ、バカなことに生活の全てを費やしてた頃が懐かしい。


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦

角川書店 2008-12-25
売り上げランキング : 39

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL |  森見登美彦 | CM(0) | TB(1) | ▲ top
<<そうだ旅&S革 | メイン | 名場面SP&S革>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/3266-6bc2c2da
-夜は短し歩けよ乙女-
京都ファンタジーの旗手・森見登美彦の小説。黒髪の乙女に恋した「先輩」が、京都中、彼女を追いかけ続ける話。「すとーかー」と呼ばれかねない行為ですな。でも、追いかけること自体は犯罪ではない。追いかけられている人が追いかけられている事実に気づいていてこそ、犯罪になる。「先輩」にとって幸いなことに、黒髪の乙女は追いかけられていることを全く自覚していないのでありまする。本のタイトルが第一章のタイトルと... …
2017/03/14 22:20  foggyな読書 ▲ top

| メイン |