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『いつかどこかで。』
- 2013/03/20(Wed) -
金子達仁 『いつかどこかで。』(文春文庫)、読了。

オシム監督の余韻で、スポーツものをば。
サッカー詳しくないので、著者のことを良く知らなかったのですが、
ネットで写真を検索して「あぁ、この人か」と納得。テレビで見たことありました。
辛口のサッカー評で知られている方のようですね。

で、本作は『Number』に連載されているコラムをまとめたもののようですが、
スポーツ・エッセイと思って読み始めたので、
ご本人中心のエッセイに、「随分出たがりな人だなー」なんて思ってしまいました。

でも、読み進めるうちに、サッカー界だけでなく、
様々な分野のアスリートたちや、支えるスタッフたちとの深い関係が垣間見えて、
きっと魅力のあるスポーツ・ライターなんだろうなぁと感じました。
アスリートたちから話をもらってくるだけではなく、
きっと、著者もアスリートたちに何かを与えるような取材をしてるんだろうなと。
その点で、取材する側とされる側の関係について述べたエッセイが、興味深かったです。

また、著者自身が興味を持たなかったスポーツ、
例えば競馬について、結局は、人との出会いや仕事の依頼の偶然の中で
その魅力について興味を持ち出し、取材対象が広がっていく過程も面白かったです。

その分野のNo.1の人のところには、様々な人が集まり、仕事が集まり、
他の分野のNo.1の人との交流が深まっていくものなのだと思います。
だからこそ、私も、仕事や趣味において、どんなテーマでも良いので
No.1を目指さなければいけないのだと改めて感じました。

本職のサッカー評については、辛口のために好き嫌いが分かれるようですが、
サッカー無知の私からすると、面白いエッセイでした。


いつかどこかでいつかどこかで
金子 達仁

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