『親亀こけたら』
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- 2013/02/13(Wed) -
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清水義範 『親亀こけたら』(徳間文庫)、読了。
久々の清水作品、面白かったです。 ツアー旅行の同行者とか、喪中ハガキとか、回覧板とか、 日常生活の、ある意味どーでもよいところに拘って、 1つの作品に描いてしまうところなど、流石です。 大したことのない人の年譜を作ってみたり、 家族の1人1人の断面を紹介して家族全体を描いてみせたり。 枠組みを工夫した作品も面白かったです。 1つだけ、掃除(というか家事全般)をしない主婦の日常を淡々と描いた作品は、 もう、生理的にダメでした。 こういう不衛生さを徹底的に描写してくる作品って、本当に苦手です。 特に本作は、本人が不衛生だと感じていない時点で最悪です(苦笑)。 男の人で、ここまで描けるのは逆に凄いかも・・・と思ってしまいました。
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