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『うわさの神仏 其ノ二』
- 2013/01/16(Wed) -
加門七海 『うわさの神仏 其ノ二』(集英社文庫)、読了。

神仏ご訪問エッセイの第2弾です。

前回は、ハイテンションぶりが目に余ったのですが、
今回はすんなりと読み進められました。
むしろ、加門流神仏の楽しみ方みたいなものが伝わってきて、
うっすらホラー要素は怖いのですが、基本的にはワクワク楽しめました。

著者の神仏もしくは霊的なものに向き合うスタンスが
それぞれの訪問記の中で何度も述べられているので、
自分が納得できたという要素が強いのかと思いました。
基本はまじめ。神仏霊の聖域を荒らさない。
でも、不思議な現象に行き当たると、本質的に期待してしまうというところ。
そして、ところどころ、おっちょこちょいなところなど。
根のところは間違っていない人だと思えるので、安心して読めるのだと思います。

京都での平安京歩き倒しツアーや、沖縄での異宗教の探索ツアー、
台湾での宗教的背景を持つ占いめぐりツアーなど、興味深く読めました。

一方で、お祭り訪問記では、お祭りという舞台を通して神仏に向き合った
奈良の春日大社のお話は面白かったですが、
御柱祭は、祭りを楽しむ方がメインになってしまってて、やや不満。

様々な形はあれど、信仰というものの純粋さや
思いの強さに心打たれるところがありました。


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加門 七海

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-「うわさの神仏」読んだよ~-
  神社仏閣に行くと興奮し、オカルトや宗教の話が大~好き!という“神仏ゴシップ芸能記者”加門七海。第一部は、古事記の神々から七福神、鬼・妖怪までを大胆不敵に爼上に載せた、神仏・オカルトうわさ話。第二部は、日本全国の“祟る?”“出る?!”の現場を訪ね歩いた、肝試し、いえ、命がけの突撃ルポ。読めばあなたも神や仏と仲良しに!怖くて笑える、超異色エッセイ。 この作者の「霊能動物館」が... …
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