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『スーパーチューズデー』
- 2013/01/13(Sun) -
『スーパーチューズデー』

米国大統領選における民主党の候補選びの佳境、
スーパーチューズデーの舞台裏を、選挙参謀の観点で描いた作品。

30歳にして主要スタッフに顔を並べる主人公は、やり手のコンサルタント。
バリバリ現場を仕切り、上司を見事に支えています。
その働きぶりや、まさに格好良いの一言。

しかも、とにかく選挙に勝てばよいという働き方をするスタッフの中で、
主人公は、自分が支える大統領候補へ純粋な信頼を寄せ、
彼こそが大統領になるべきだと信じています。

このような熱さとピュアさをもっているので、
政治の世界に置いても、興味深く見ることができたのに・・・・・。

しかし、終盤、物語は一気に破綻の方向へ。
主人公のルール違反、大統領候補のルール違反、
それをもみ消そうとするグループ、ネタを暴露しようとする一団、
そして、痛いネタではあるけれども何とか活用できないか頭を捻る参謀たち。

ここまでは非常に面白かったのですが、主人公の決断が私には合わないものでした。
あんなに大統領候補の主義主張に肩入れしていたのに、
自分が苦しい立場に追い込まれると、復讐心に火がついて燃え上がってしまう、
この単純な展開が、好きになれませんでした。
そして、この主人公こそが、最後は、政治屋の怨念の塊のようになってしまったのは、
なんとも皮肉な結末です。

アメリカの大統領選挙は、
国民全員が真剣に政治を考えているような印象を与えますが、
(特に政治音痴な日本人から見るとね・・・)
表面的に非常にピュアな分、裏の世界は政治ビジネス駆け引きドロドロの世界なのでしょう。

アメリカと日本、どちらの政治の姿が、あるべき姿に近いのでしょうかね・・・。


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