『泣かない女はいない』
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- 2012/09/14(Fri) -
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長嶋有 『泣かない女はいない』(河出文庫)、読了。
店頭で見つけたとき、 「凄いタイトルだなぁ」と感心して、思わず買ってしまいました。 ただ、作品としては、併録されている「センスなし」の方が面白かったです。 どちらの作品も、淡々と日常を描いていて、 つかみどころのなさを感じてしまうのですが、 表題作は、つかめないまま終わってしまい、併録作は何かが刺さってきました。 何が違うのか、良く分かりません。 そんな不思議なところが、この作家さんの面白さかもしれません。 小説を書き上げるエネルギーというものを 全く感じさせないような作品の妙があります。
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