『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』
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- 2012/07/21(Sat) -
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猪口邦子、勝間和代 『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(ディスカバー携書)、通読。
人口問題について読んだばかりだったので、 まさに本書のタイトルどおり、 「そもそも、なぜ少子化だといけないのか」を知りたいと思ったのですが、 それに答えてくれる本ではありませんでした。 「出生率は幸せのバロメータのようなところがある」という 単なる個人の感想というか、思いつきのようなところで話が終わっており、 あとは、年金制度や社会保障、国の経済力ということに表面的に触れているだけで、 具体的に何がどうなるのか、放置した場合のインパクトが不明なままです。 そこの掘り下げが無いままに、政策論が展開されていくので、 なぜ、その対策が必要なのか、それで効果があるのかが判断できません。 そして、後半は、文化論的な話題に入っていってしまい、 まずます現実離れしていく感が・・・。 看板に偽りありですな。
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