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『二百年の子供』
- 2012/06/06(Wed) -
大江健三郎 『二百年の子供』(中公文庫)、通読。

よく分からない内容に、途中で半分諦めてしまいました。
最後まで読みはしましたが、流し読みに近い状態です(苦笑)。

物語展開とか、主題とかいう前に、
そもそも主人公3人の存在を、現実味をもって受け止められませんでした。

中学生に、この言葉遣いをさせるということ、
このような思考をさせるということ、
そこにどんな演出、意味があるのか、測りかねました。
共感の糸口を掴みそこないました。

そこからは、過去に行こうが、未来に飛ぼうが、
あまり関心を持つことが出来ませんでした。

うーん・・・・・・。

前回は、本流の大江作品で梃子摺ってしまったので、
ファンタジー小説ならいけるかと思ったのですが、
そんなに甘くは無かったです。


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大江 健三郎

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