FC2ブログ
『鳩を飛ばす日』
- 2012/06/05(Tue) -
ねじめ正一 『鳩を飛ばす日』(文春文庫)、読了。

著者の描く、「昭和の男の子」、好きなんですよねー。

元気いっぱいだけど、恥ずかしがりや、
不器用だけど、優しさに溢れ、
やんちゃだけど、親の言うことにはそれなりに素直。

男の子のあるべき姿を、真っ直ぐに描いているように感じます。

本作では、父の妹が死別で片親となり4人の子供を抱えることとなり、
そこから長女を引き取ることになります。
主人公の少年と、引き取られてきたもの静かな少女が軸となり、
そこに家業である和菓子屋の出来事や、
学校の友人達との伝書鳩の育成、
引き取った少女の実兄との気まずさなど、
様々な要素を組み込んで、主人公の少年の成長ぶりを描きます。

不器用なりに、兄となった立場での優しさが随所に溢れていて、
心がほんわかする作品です。

少年の両親も、精一杯生きている様子が描かれ、
素敵な家族だと思いました。

ちょっとタイトルだけは、ピンと来ませんでしたが・・・・。


鳩を飛ばす日 (文春文庫)鳩を飛ばす日 (文春文庫)
ねじめ 正一

文藝春秋 1996-10
売り上げランキング : 450674

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ

関連記事
この記事のURL |  ねじめ正一 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<『二百年の子供』 | メイン | 内さま>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/2925-89bc7606
| メイン |