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『ウェブはバカと暇人のもの』
- 2012/04/18(Wed) -
中川淳一郎 『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、読了。

露悪的なタイトルですが、言いたいことには納得。

ツイッターが「バカ発見器」なんて呼ばれ方をされて久しいですが、
事あるごとに発生する「荒らし」や「炎上」を見れば、
みんな暇なんだなぁ・・・・・と思わずにいられません。
何のメリットもデメリットもないことに、これだけの情熱を傾けられるって、
何なんだろうかと感じることもあります。

ただ、それを要約して、「ウェブは~」と言ってしまうのは、ちょっと違うかなと・・・。

時間の使い方が分からない人は、
ウェブに限らず、何を使っても、無駄が多いこと、役に立たないことに
必要以上の時間を投資してしまうのではないかという気がします。

そんな中で、ウェブというのが、たまたま使いやすくて、
しかも彼らの声を伝えるコミュニケーション・ツールであるがために、
日常生活の中で目立ってしまっているのだと思います。

そういう点で、ウェブは本質的にバカや暇人のためのものであるというようにも取れる
本作のタイトルは、ちょっと言い過ぎかなと感じます。
ウェブを上手く活用している人もいるわけですから。

また、本作の著者の経歴が、
ウェブでバカバカしい記事を配信するための編集者であることも、
ちょっと主張を分かりずらくしています。

本来は、バカバカしいことを真面目に取材して記事にすることで、
ウィットにとんだものを知的な息抜きに楽しんでもらおうというものなんだと思います。
(あくまで勝手な解釈ですが・・・・バカを一生懸命やる的なお遊び感覚かと)

しかし、実際にこのバカバカしい記事を読んでいる読者層の主軸は
この本で言うところの「バカ」や「暇人」なのではないかと、
著者の憤りぶりを読んでいると、そう感じてしまいます。

つまり、傍から見れば、同じ穴の狢というわけで・・・・。

「バカ」や「暇人」が本作を読んだら、
わーわーバカ騒ぎしそうなスキがあるなぁ・・・・と感じてしまった次第です。
むしろ、これも作戦なのか!?


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中川淳一郎

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