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『ニッポンの課長』
- 2012/02/12(Sun) -
重松清 『ニッポンの課長』(講談社文庫)、読了。

シゲマツ先生が、様々な業界の課長さんにインタビューをするという企画です。

最初の章が、「会社建て直し課長」というテーマで始まったのが、
今の一般的な課長さんの置かれている立場を象徴しているのかなと思います。

入社した頃は、まだ成長を感じられた時代だったと思うのですが、
その後、勢いを失くして「堕ちていく」という実感を体験し、
そして今、そこから立ち上がるための中核社員になっているという・・・。

私の年代では、むしろ「堕ちた」後に入社しているので、
経営環境が厳しいという認識はあっても、
イケイケの時代を知らない分、仕事とはこんなものだと醒めているところがあると思います。

そんな眼で本作を眺めると、
まさに、今の日本の企業を背負っているのは、この課長さんたちなのだろうと感じました。
切なさも感じますが、発奮できるのはこの層なのだと思います。

業界的には、村政の本を読んだばかりだったので、
地方自治体の村おこし担当の方たちのところに興味を持ちました。

自治体も、いろんなことを考えるものですね。

チョウザメ課長・・・・・・なんだかワクワク感まで呼び覚ましてくれる課名です。


ニッポンの課長 (講談社文庫)ニッポンの課長 (講談社文庫)
重松 清

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