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『スープ・オペラ』
- 2012/01/27(Fri) -
『スープ・オペラ』

坂井真紀さん、昔、TVドラマではよく拝見していましたが、
実は、映画作品では、これが初めてかも。

主人公ルイは、大学図書館で働き、毎食にスープを作り、叔母と2人で静かに暮らす毎日。
ところがある日、叔母は、20歳も年下の男と結婚すると言って、家を出てしまう。
古い家に独り残されたルイのもとに、怪しい中年男と、若い男が転がり込んでくる・・・・・。

古い家で真っ赤な洋服を着て恋愛本を読んで涙ぐむオカッパの叔母、
他人ん家の庭で勝手に絵を書いている中年男、
にこにこ笑顔だけが取り得のアルバイト青年、
どれもこれも、現実世界から20cmぐらい浮いているような人間ばかりに囲まれ、
自分の強い主張を持たないままに受け入れてしまうルイ。

しかし、最も自我の弱そうなルイこそが、最も変わった登場人物なのかも。
見知らぬ人間に対して、受け入れすぎだろー、油断しすぎだろー(笑)。

今まで、あの恐ろしそうな叔母に守られていたようなものだからいいものの、
独りになったら、危なっかしくて仕方ないです。
そりゃ、ご近所一同から世話を焼かれるわけだ(笑)。

でも、そんな人間関係が温かくって、
また、一つ屋根の下で暮らすことになった3人のキャラクターと掛け合いが
なんともほのぼのしていて、面白かったです。

ただ・・・・・後半の展開はイマイチでした。
中年男の素性はありきたりだし、青年との展開も王道。
そして最後は夢の世界で解決???

主人公にとっては、いろいろ考えたり悩んだりすべき場面がたくさんあったはずなのに、
ほとんど、そこが描写されません。
あえてボカシてスルーさせる演出なのかもしれませんが、
非常に、物足りない!

何か巻き起こりそうな雰囲気だけ醸し出しておいて、
そのままパタンと本を閉じられてしまった感じ。

はぁ、残念。

スープは一度飲んでみたいなぁ。
でも、鳥や野菜は食べないの、勿体ないなぁと感じてしまう小市民な私。
そして、薄いハムカツは、買ったらすぐに食べないと美味しくないと思ってしまう行儀の悪い私。
最後に、3人前のざるそばをまとめて山のようにして、
そこから皆が箸で取り合うのって、なんか変・・・・と感じてしまう、そば初心者の私。



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