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一橋フォーラム21
- 2012/01/24(Tue) -
一橋フォーラム21 『名画の真実①』(2012年1月24日受講)

新シリーズが今日から始まりました。
「名画の真実」と題して、西洋絵画1点を取り上げ、
当時の政治環境から宗教などの文化的背景、発注者の意図や作品が果たした社会的機能など
様々な角度から分析をしていきます。

初回の今日は、ボッティチェリの「プリマベーラ」。
講師は、成城大学の石鍋真澄教授です。

ボッティチェリが活躍したフィレンツェの歴史に始まり、
政治機構やメディチ家の位置づけなどの背景を整理したうえで、
「ヴィーナスの誕生」などと比較しながら、「プリマベーラ」を鑑賞しました。

「プリマベーラ」は、一見、華やかな春の印象を与えるものの、
よくよく見ると右端に青白い顔の女性が描かれたりしていて、
よくよく見てみると、意外と不思議な恐怖心が湧いてくる作品です。

描かれている登場人物たちが神様であることもあって、
この作品で描かれようとされていた物語について、
いろんな研究者がいろんな解釈を出しているようですね。
研究者魂を揺さぶる作品のようです(笑)。

ただ、本日の講義では、もともとの作品の制作過程から説き起こし、
結婚のお祝いのために作られた絵画として素直に捉えようというものでした。
あれこれ複雑で緻密な解釈をされるよりも、
そういうシンプルな解釈のほうが、鑑賞する側の想像力を自由に搔き立てるものですね。


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