『(500)日のサマー』
| ||
- 2012/01/22(Sun) -
| ||
『(500)日のサマー』
サマーとであった日からの500日間を 主人公の男の視点で描いた作品。 運命の出会いを信じる男と、愛そのものを信じない女。 男は浮かれ、女は今この瞬間だけを楽しむ。 悲しい結末しかありえない設定なのですが、500日間の様子をシャッフルして見せることで、 次はどんな関係の時の様子が見られるのだろう、なんでこんな風になっちゃったんだろうと ワクワクしながら次のシーンを待っています。 そこは、演出が上手い! ただ、肝心の主人公に親近感が湧きませんでした(苦笑)。 確かに彼女は考え方がクール過ぎるというか、感情がこもっていないというか、 特異な思考の持ち主なのですが、 2人の関係がおかしくなり始めたときに、一方的に彼女の態度を責め立てて、 自分の行動には反省なしのところが、個人的に受け付けられず・・・・。 特に、バーで彼女に言い寄ってきた男を殴りつけ、殴り返された後で、 「君のために殴られたんだ」という台詞に呆然。 男にバカにされたからキレただけなのに・・・・・・。 こういう一言って、女性の側は、結構、冷静に評価してると思うんですよね。 押し付けがましいところが見えちゃうと、ちょっと、ねぇ・・・・。 かといって、彼女の側に味方するのかというと、 終盤の急な思想転向は、ありきたりな結末になってしまって、残念。 ラストシーンを見ると、 やっぱり、世の中の男と女は、所詮こんなもんか・・・・と思わずにはいられませんでした。
|
||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/2771-b478b2d2 |
| メイン |
|