『ザ・ウォーカー』
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- 2011/07/31(Sun) -
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『ザ・ウォーカー』
戦争により世界が滅びてから30年、 生存した人類が荒んだ生活を送る荒野を、ただただ西に向かって歩く主人公。 その目的は、ある一冊の本を届けるために・・・。 って、30年も西に向かって歩き続けたら、地球何周できちゃうのよ? 1日4kmしか歩かなくても、毎日30年歩いたら4万kmで1周出来ちゃうわよ。 どこをどう、30年も歩き続けてたのかしら??? というように、設定に疑問が湧き続ける作品でした(苦笑)。 たった30年で、キリスト教の教えが誰の頭にも残らなくなるものなの? 宗教って、そんな軽いものじゃないよね。米国ならなおさら。 宗教が理由の戦争で、聖書を全て焼かれてしまったとしても、 そんな環境なら、なおさら人々の心には祈りや信仰が芽生えるものではないのかしら? 主人公が、何であんなに無敵感溢れる感じなのかも バックグラウンドの説明が無くて、 ただ「神の啓示」と言われてもピンとこないし。 極力、無駄な台詞を抑えて、映像で雰囲気を作っていく手法はアリだと思いますが、 ちょっと雰囲気倒れしてしまった感じも。 ゲイリー・オールドマンは、相変わらずの狂気っぷりで、 あの怒りの中で発するニコッとした笑い方が やはり空恐ろしさを感じさせる怪演ぶりでした。
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