『お笑いを一席』
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- 2011/07/11(Mon) -
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阿刀田高 他 『お笑いを一席』(新潮文庫)、読了。
一流作家たちが創作落語に挑戦というので、買ってきました。 阿刀田高、井上ひさし、野坂昭如など、大御所揃いなので 期待して読み始めたのですが・・・・・・・ いやはや、結構お下劣なネタが続いて、しんどかったです。 当然、古典落語にも下ネタ系の噺はありますが、 そこには色気や粋が感じられて、洒落の中で笑えるんですよね。 でも、本作に収録されたネタは、 グロさの方が目に付いてしまって、あまり笑えず・・・。 噺家さんが演じれば、笑えるようになるのでしょうかね? あと、落語の態をなしているのか、若干疑問な作品も。 そういう点では、阿刀田作品が、マクラからオチまで、 落語としての型をきちんと守っていて、噺家さんが演じている姿を想像しながら 読むことが出来ました。
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