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『チョコレートゲーム』
- 2011/06/26(Sun) -
岡嶋二人 『チョコレートゲーム』(講談社文庫)、読了。

中学生が被害者の殺人事件が起き、
主人公は、自分の息子が犯人なのではないかと疑いを持つ・・・・。

推理小説としての謎解きよりも、
中学生とその父親という親子物として読んでいました。

中学生が友人を殺害する・・・このテーマは、
80年代後半の当時では、結構、衝撃的な設定だったのではないでしょうか?
(なんだか、最近は、「またぁ?」という感もしなくはないという、残念な状況ですが)

時代性を上手く取り込みつつ、
親子の断絶や、過保護というような要素も絡めて、
社会性のある興味深い作品になっていたと思います。

ま、ただ、推理小説が軸となっているので、
心理描写の部分は、他の親子物に比べると、少し甘い気もしますが。

一方のミステリとしての出来としては、
トリックが大したものではないので、それを目当てに読むと多少がっかりするかもしれません。

あと、カバーイラストは、あまりに直截的すぎるのではないでしょうか。
ちょっと、このセンスには閉口・・・・・。


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