『学問はどこまでわかっていないか』
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- 2011/05/27(Fri) -
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堀田力 『学問はどこまでわかっていないか』(講談社文庫)、読了。
著者が、学者先生に、その専門分野に関わる疑問をぶつけるという企画。 登場する学者たちは、錚々たるメンバーです。 ただ、著者の興味関心が、当時積極的に取り組んでいたという ボランティア活動の話に集中しがちなため、 一冊を通してみると、やや、テーマが狭いかなと感じました。 ロッキード事件の特捜検事という経歴を持ちながら、 この対談では、結構、学者先生にバッサリと斬られたりしてます。 上野千鶴子に突っ込まれたり、切り返されたり、 野口悠紀雄に至っては取り付く島もなし・・・という感じ。 きっと、著者が真正面から向かっていったから、 学者の方も、真面目に返してきたんでしょうね。 そして、大前研一は、やはり話が上手い。 また、今回の収穫は、猪口邦子の話が面白いということが分かったこと。 国際政治学の著作は読んでみたいですね。 ただ、専門分野の話を聞いた今、なんでこの人が少子化対策の大臣だったのかは、 よく分からなくなってしまいました(苦笑)。
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