『家路の果て』
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- 2011/03/05(Sat) -
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夏樹静子 『家路の果て』(徳間文庫)、読了。
買ってきた経緯を覚えていないような作品です(苦笑)。 マイホーム購入にまつわる悪夢のようなお話がメインテーマですが、 借金の返済の話がメインに来てしまっていて、 殺人事件は刺身のツマのような扱いです(苦笑)。 殺人事件そのものの進展もないし、 2件目の殺人事件もなかなか起きないし、 前半は、ほとんど、いかにして借金を返済していくか、 そして、その、最初のつまづき・・・みたいな話に終始しています。 この作品が発表された当時なら、面白く読めたのかなぁ? 今読むと、単なる無計画なオジサンが家族を巻き込んで四苦八苦しているだけという 非常に矮小なお話のように思えてしまいます。 殺人事件の真相も、とりたてて感想を述べるほどのものではありませんでしたし、 行き当たりばったりの非常に杜撰な計画のように感じます。 いまいちピンとこないまま終わってしまいました。
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