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僕のらくご道
- 2011/02/19(Sat) -
『第12回 僕のらくご道』

なんだかんだで通ってしまっている天どんさんの独演会。
どうやら、出来/不出来の回が交互にやってくるようです(爆)。
ま、言い直せば、満を持しての回とチャレンジ精神にあふれる回が
交互にやってくるということでしょうか。
で、今回は後者の回でした。

掴みをしっかり行わないまま、最初の噺に慌ただしく入ってしまったような感じで
変なバタバタ感がありました。最後までそれが尾を引いていたような・・・。

まずは、天どんさんで「はじめての確定申告」。
これは聞きたかった天どんさんの創作落語。
確定申告のために税務署にやってきたおばさんが実は殺し屋だという、
天どんワールド炸裂な作品。面白かったです。
でも、時間の都合でか、多分、短いバージョンだと思われ。
フルで聞いてみたいなぁ。

続いては、ゲストの春風亭百栄師匠。
本日は鈴本夜の部のトリがあるというので、余力を残して(笑)の「弟子の強飯」。
やっぱり百栄師匠は面白いわ。残念ながら圓生師匠のモノマネまでは
落語ツウではないので分かりませんでしたが、でも、雰囲気は楽しめました。
百栄流の噺の構成や時事ネタの折り込み方、緩急のつけ方が好きです。

そして、本日の問題作(笑)、「忘れっぽい人が冷蔵庫を開けまくる話」(仮称)。
ご本人も後で振り返ってましたが、冷蔵庫を開けすぎ。
それに尽きるような気がします。
入り方と締め方のループを先に思いついて、
その間の流れを後から作って、必要な時間の分だけ引き延ばしましたという印象。
この噺は生まれ変わることができるのでしょうか?
ある意味、楽しみでもあります。

休憩後は、三遊亭ぬう生さんの「紙屑屋」。
この噺は、紙屑の中から出てくる手紙や本の内容でいくらでも遊べそうで、
演じがいがありそうですね。
ぬう生さん自身、ノリノリな感じが伝わってきました。
『七人の侍』の件なんて、馬鹿馬鹿しい(笑)。
ところで、銀行主催の優良顧客向けイベントに
天どんさんなんて呼んでしまって大丈夫だったのでしょうか(爆)。

最後は、天どんさんで「品川心中」。
三遊派に伝わる大ネタだそうですね。
ただ、今日の天どんさんは、やっぱりメリハリがなかったような気が。
遊郭や当時の文化の説明を最初に入れなければ伝わらないということで
どうしても最初にアレコレ説明が入ってしまうので、
なかなか気持ちがノリにくいです。
でも、もともとの噺自体の評価としても、後半は陰気で面白くないという
辛辣なもののようですね。
それを敢えて演るのも、やっぱり今日はチャレンジングな回だから?


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