FC2ブログ
『イノベーションへの解』
- 2010/12/31(Fri) -
クレイトン・クリステンセン 『イノベーションへの解』(翔泳社)、読了。

本年最後の一冊は、この本です。
読むのに1か月ほどかかりましたが、非常に読み応えのある内容でした。

品質の高度化を進めていくほどに、
破滅への道を進むことになるという「イノベーションのジレンマ」に始まり、
では、そのジレンマに陥ることなく新たな発展を手にするには
どこを目指していけばよいのかを、主に巨大企業にチャレンジする側から説きます。

『イノベーションのジレンマ』を読んでいなかったので、
そもそもの着想に眼からウロコでした。

あんなに勢いのあった企業や産業が、
なぜ傾いていくのか、その理屈に大きく納得。

そして、そんな成功した巨大企業を打ち負かしていく新興企業や
新たな市場が創出されていくプロセスも、
確かに、そのとおり!と思わせる解説です。

自社の得意な技術が何なのかではなく、
結局、最後は、顧客が何を求めているのかを追求すること。

そして、顧客が解決したいと願っている問題に対して
適切な解決策を、顧客が得られる方法提供すること、という、
ある意味、非常にシンプルな原則が、本書の論旨になります。

このシンプルなことが、経営論や
自社の置かれた状況などのフィルターを通して考えると、
だんだんとぼやけて見えなくなってしまうために、失敗する企業が相次ぐのでしょうね。

さてさて、それでは、自分の会社はどうなのか。
正月休みの間に、じっくりと考えてみたいと思います。


イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)
クレイトン・クリステンセン マイケル・レイナー 玉田 俊平太

翔泳社 2003-12-13
売り上げランキング : 13717

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
クレイトン・クリステンセン 玉田 俊平太 伊豆原 弓

翔泳社 2001-07
売り上げランキング : 254

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ
関連記事
この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
<<あけまして、おめでとうございます | メイン | 『日本を創った12人』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/2288-10caa295
| メイン |