『フューチャリスト宣言』
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- 2010/12/05(Sun) -
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梅田望夫、茂木健一郎 『フューチャリスト宣言』(ちくま新書)、読了。
『ウェブ進化論』で衝撃を与えてくれた梅田氏と 前から興味があって読みたかった茂木氏の対談ということで、 非常に期待をして読んだのですが、期待通りの面白さでした。 IT化の進展により、遇有性が加速度的に高まるだとか、 ダーウィン的な発想が必要になるだとか、 IT化により社会全体の動きが一つの脳のような組織に近づいて行っているという 指摘が非常に興味深かったです。 人間が、技術を手に入れ、それをとことん活用しようとすると、 全く新しいものが生まれるのではなく、 自らの体に既に持っている物にどんどん近づいていくというところに 生物というものの不思議さを改めて感じました。 その生物の神秘を探るためにも、 今度は、モギケンの著作を読まねばいけませんね。 あと、何度も本作中に出てくるダーウィンの名前を見るたびに、 「あぁ、可哀そうなウォレス・・・」と思わずにはいられませんでした(苦笑)。
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