『羊たちの沈黙』
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- 2010/09/24(Fri) -
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『羊たちの沈黙』
言わずと知れたサイコ・スリラーの傑作。 何度見ても、アンソニー・ホプキンス、凄いわ。 徹頭徹尾、キャラクター作りが完璧! そして、ジョディ・フォスターも、知的で野暮ったい感じが出てて好演。 犯人探しという観点では、ちょっと展開を端折りすぎな気がします。 唐突な進展に戸惑うこともしばしば。 きっと、原作ではきちんと書かれているんだろうなぁ。 でも、映画作品としては、やはり持っている雰囲気が素晴らしいと思います。 特に、ハンニバル・レクター博士を視覚的に造形することに成功していることは 特筆すべきことだと思います。 さらに、逃走劇における、鳥かごに見立てた殺人装飾。 この視覚インパクトは強烈です。 これらだけでも、十分に観る価値ありの作品かと思います。 最後、続編が作られる雰囲気満載のまま、 続編まで10年を要したのは、ジョディ・フォスターが受けなかったからなのかしら? でも、10年という年月が、これまた『ハンニバル』に 特別な空気を纏わせたようにも感じます。 あと、スカーペッタ・シリーズを読んでいたので、 「クワンティコ」とか「バージニア」とかの地名に反応してしまいました。 きっと、日本人が、「桜田門」とか「市ヶ谷」とか 地名で呼ぶのと似たような感覚なんでしょうね。
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