『THIS IS IT』
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- 2010/08/29(Sun) -
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『THIS IS IT』
WOWOWで何度目の放送でしょうか? やっと観ることができました。 ”KING OF POP”の死という 衝撃的な出来事を契機として作られた作品であるにも関わらず、 物凄く落ち着いた構成と演出になっています。 本作の監督は、このステージのプロデューサーなだけあって、 奇をてらわずに真正面から、マイケル・ジャクソンという アーティスト兼クリエイター兼パフォーマーを見事にとらえていると思います。 マイケルの、音楽への真剣な取り組み、演出の創造性、パフォーマンス完成度の追及、 スタッフとの信頼関係、若く才能ある人々の育成、そして彼らを虜にする人間性、 様々な面で、”KING OF POP”という名に相応しい姿勢を見せてくれます。 一方で感じるのは、マイケル・ジャクソンが望んでいたのは、 世間から数奇の目で見られ続けてきた自分自身の真の姿を、舞台裏の映像で見せることではなく、 あくまでステージそのものを見てほしかったのだろうなということ。 このステージを完成させることなく、 また、その完成品をファンに見せることなく、この世を去らなければならなかったことは、 本当に無念であったろうと思います。 以前に映像で見た”HISTORY TOUR”の時よりも、 舞台演出も映像も、よりスタイリッシュになっているように想像でき、 このステージが、完成品として、この世に残らなかったことを残念に思います。 あと、暮れに南原さんが熱演してたシーン・・・・それらしいところがなかったような(苦笑)。 「静寂」について語っているシーンはありましたが、 ちょっとイメージと違ってたなぁ・・・。
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