FC2ブログ
『他人と深く関わらずに生きるには』
- 2010/07/13(Tue) -
池田清彦 『他人と深く関わらずに生きるには』(新潮文庫)、読了。

なんとなく、タイトルと表紙絵で買ってきてしまいました。

著者のことを全く知らなかったので、
メンタルサポートみたいなエッセイなのかな?と思いきや、
かなりキョーレツな表現も飛び出してくる文章で、なかなか刺激的でした。

私のように興味本位で買ってきた人間は楽しめましたが、
タイトルに何かしらの救いを求めて買ってしまった人は、
却ってダメージを受けるかもしれません(苦笑)。

人間関係に関する斬り込み方は、
あまり刺さらないというか、好みに合わなかったのですが、
社会とルールに関する指摘は、近いものを感じました。

「車もこないのに赤信号で待っている人はバカである」
そうそう、ルールって「みんなで守ることでリスクが低減されますよ~」
ということであって、ルールさえ守っていれば安心なわけではないし、
意味もなくルールを守り過ぎることは非効率だったりするんですよねー。

ルールを守ることによる利便性の疎外とリスク低減の相反するものについて
どこでバランスをとるかは、人ぞれぞれだと思います。
渡れる道路はどんどん渡るのか、あくまで安全重視なのか、
それとも他人の目重視なのか、ルールを破ることに快感を見出すのか・・・。
その瞬間、瞬間の判断に、各人の価値観が反映されるんでしょうね。

うちのじい様は、
「車が来ぉへんのに赤信号で待っとるヤツはアホや。
 せやけど、子どもがおる前では信号無視はしたらアカンでぇ。」
という教えでした。なかなかの至言だと思っとります。


他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)
他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)池田 清彦

おすすめ平均
stars完全個人主義のすすめ
starsしたたかに しなやかに
stars思ったほど面白くなかったな
stars著者って絶対B型!
stars一見硬派、実は脱力系エッセーかも

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ
関連記事
この記事のURL |  池田清彦 | CM(0) | TB(1) | ▲ top
<<一橋フォーラム21 | メイン | 『わが上司 後藤田正晴』>>
コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/2066-6d6110aa
-『他人と深く関わらずに生きるには』-
他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)池田 清彦新潮社 2006-04Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 正しく生きるとはどういうことか (新潮文庫... …
2010/07/14 00:16  雨読夜話 ▲ top

| メイン |