『薬菜飯店』
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- 2006/03/04(Sat) -
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筒井康隆 『薬菜飯店』(新潮文庫)、読了。
テレビ局が、ある醜女を生まれた瞬間から「美人」として祭り上げて 売れっ子タレントに仕立て上げ、本人もまるでそのつもり、 周囲も反論できずの状況を作り上げてしまう。 そして18歳の誕生日イベントで「お前はブスだ」とみんなで罵ろうという 壮大な企画が動き出す・・・「イチゴの日」で描かれるのは、 筒井康隆風の悪趣味な世界だけれど、 今のテレビ局がやってることも、程度の差はあれ同じ穴の狢だと思った。 「カラダ記念日」は、「サラダ記念日」を読んでいた分、面白さ倍増。 俵万智さんの解説付で、面白さ4倍増。
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