『氷菓』
| ||||
- 2010/01/31(Sun) -
| ||||
米澤穂信 『氷菓』(角川文庫)、読了。
あちこちのBlogでお名前を見かけますが、本作がお初です。 軽めの学園ミステリー。 北村薫さんの作品を想起させますが、ちょっと感覚が違う感じ。 主人公たちが非常に饒舌で、雑学や教養を会話で楽しむタイプ。 こういう登場人物たちって、興味深さとウザさのバランスの上にいると思うんです。 北村薫作品は、絶妙なバランスで、興味深さの方へ傾いてる感じ。 本作は、ちょっとイラッとするほうに傾いている感じ。 鼻につくというか・・・・。 ま、これは、私がこの作家さんにまだ慣れていないだけなのか、 それとも読んだ時の気分に左右されたのか、 こちら側に原因がある可能性も大なのですが。 手探り状態のままで読み終わってしまったので、 他の作品も試してみようと思います。
![]() |
||||
コメントの投稿 |
トラックバック | |||||
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/1804-85cde158 | |||||
|
| メイン |
|