『わしらは怪しい探険隊』
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- 2010/01/03(Sun) -
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椎名誠 『わしらは怪しい探険隊』(角川文庫)、再読。
この正月は実家でウダウダ。 食う、寝る、読むの怠惰な生活を送っていました。 そのウダウダ感にふさわしい本を・・・と父の本棚を漁り、 シーナさんの本を見つけました。 私が大学生の頃、父がシーナさんに(ついでにアウトドアにも)ハマっていて、 わたしも一緒に読んでいたのですが、本作の内容はすっかり忘れていました。 「東日本何でもケトばす会」の島旅を描いたエッセイ集なのですが 中心になっているのが、なんと神島です。 おぉ、我が郷里、三重県!ということで引き込まれて読んでいきました。 (といっても、神島には行ったこと無いのですが・・・) 海岸にテントを張って、鍋料理を作って、飲めや歌えやの大宴会、憧れますわ~。 まぁ、私は、寝床は民宿がありがたいので、 東ケト会への参加資格はありませんが(苦笑)、 浜辺で鍋は絶対においしいのです!! 大学生の頃にやっておけばよかったなぁ・・・。 こういうのやれそうなノリの仲間たちが揃っていたのに、 もったいないことをしました。 でも、本作の中で、シーナ隊長も 寄る年波には勝てずに、ついに民宿泊まりをやってしまったようで、 まったくこの会に関係のない私も、 読んでいて寂しい気持ちになってしまいました。 でもでも、青年の会から、中年の会に進化した東ケト会は、 その後も着々と活動をしているようですので、 他の作品でまたお目にかかりたいものです。
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