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『納棺夫日記』
- 2009/12/25(Fri) -
青木新門 『納棺夫日記』(文春文庫)、読了。

云わずと知れた、映画『おくりびと』が生まれるきっかけとなった作品です。
映画のほうは、WOWOWで放送されていたのですが、
どうもいまいち触手が伸びずに未見の状態です。
先に、本の方をば。

映画のCMをみて、非常にしっとりした作品なんだろうなぁ・・・という
印象を持っていたのですが、日記のほうはサクッと客観的な筆致で綴られています。

変な気負いもなく、自然体で仕事に取り組まれている様子が伝わってきます。
もうちょっと、日記の分量が多いと、心境の変化に至った過程をつぶさに
感じ取ることができて興味深かっただろうに・・・と少し残念でした。

生と死についての考察のページは、
ご本人の小説家を目指していたという経歴からしても、
こちらの方に力を入れたのではないかと推察されるのですが、
私の頭は「納棺夫の日記」を求めていたので、
硬い内容の文章は、なかなか頭に入ってきませんでした。

哲学的なもの、仏教的なものを読みたくなった時に読み返してみると、
もっとじっくりと味わえるかと思います。

それでも、後半の科学と宗教の関係について述べたくだりなどは
面白く読めました。


納棺夫日記 (文春文庫)
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おすすめ平均
stars死と向き合う
starsこの本を読むには私はまだ未熟。
stars一読の価値あります
stars日記ではない
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stars神聖な仕事
stars賞総なめも、納得
stars秀逸な音楽に感動
stars正直あまり面白くなかった。
stars素直に評価すべき作品です。

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