『I’m not there』
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- 2009/10/28(Wed) -
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『I’m not there』
ボブ・ディランのイメージを6つの分身に投影させて 短編をつなぐようにして作品化した映画です。 正直、ボブ・ディランそのものを知らないので、 作品そのものへの思い入れはありません(苦笑)。 桑田さんがライブでカバーしたものをCDで持っている程度です。 なので、あくまで興味本位で観てみました。 前半、映画の構成自体が理解できていないくて、 「ボブ・ディランはいつ出てくるんだ?」と見当違いな思いで見てました(苦笑)。 中盤あたりでようやくイメージ投影という手法が理解でき、構造はわかったのですが、 なんせボブ・ディランそのものを知らないので、 6つの物語が私の中で全然つながっていきません。 ファンの人なら、ボブ・ディランという実在の人物をハブにして、 6人の分身がリンクしてくると思うのですが・・・・・・。 そのため、あまり内容を理解できたとは言えません。 ただ、ケイト・ブランシェット演じる歌手と芸能記者との応酬は、 当人の意思とは関係なしに偶像を作り上げてしまうマスコミの傍若無人ぶりと それに簡単に乗せられてしまう烏合の衆とをよく表していたと思います。 また、ケイト・ブランシェットの破天荒な男性歌手をやりきった演技力は見事。 エリザベス女王といい、この女優さんは憑依系ですね。
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