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『バッテリーⅡ』
- 2009/10/02(Fri) -
あさのあつこ 『バッテリーⅡ』(角川文庫)、読了。

早速2巻目を読んだのですが、
中学校に入学した巧たちは、いきなり「ルール」「決まり」の壁にぶつかります。
こういう、野球以外のシーンでも、
「教育って何なんだろう」「校則って何なんだろう」「協調性って何なんだろう」
という問いかけが刺さってきます。

一方、野球部の方はというと、
これまた、野球好きばかりで構成された野球部ではないところがミソ。
内申書のために野球部で真面目に頑張るという
ある意味、非常に目的意識を明確に持った子供たち。

こんな部活動のお話、今まで読んだことがありません。
でも、これが現実なのかも。

地方都市の学校って、学校数が少なくて選択肢が無いから、
都市部に比べて一つの学校に在籍する生徒の幅が広くて多様性があり、
だから雑多なものをまとめるのに、校則やルールが無闇に厳しくなって、
そうすると激しく反発する者も出れば、ルールに迎合する者も出る・・・・。

なんだか、地方の学校のほうが、歪みが多いような気がします。
少年犯罪も地方都市で起こっているようなイメージが・・・・・。

野球部内での陰湿な嫌がらせ行為は、
思いのほか早く、教師に見つかるという状況に至ったのですが、
これで問題解決なのか、次への伏線なのか、
第3巻が気になるところです。


バッテリー〈2〉 (角川文庫)
バッテリー〈2〉 (角川文庫)
おすすめ平均
stars巻末のあとがきに作者の思い入れがあふれて
starsまったくすごい小説だ
stars人間関係
stars尾崎豊が読んだら
stars危ない巧にハラハラドキドキ

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2014/03/21 17:43  プロミストランド ▲ top

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