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『黒い輪』
- 2006/02/01(Wed) -
ヴィブ・シムソン、アンドリュー・ジェニングス 『黒い輪』(光文社)、読了。

トリノ五輪が始まると言うことで、オリンピック関係の本を読んでました。
ただし、コマーシャリズム、政治的駆け引き、ドーピング等、ブラックな方の五輪ネタですが。

IOCでの権力闘争を描くために、サマランチやアディダス社長等の
中心人物をクローズアップしてますが、
個人的には、ちょっと彼らに寄り過ぎだったかなと思ってます。
数人の人物に順番にスポットを当てていっているため、時間が前後するんです。
そのため、同じ五輪が何度も出てきて、全体像が捉えにくい。
むしろ、ある五輪大会を中心に据えて、それに関わった人々を描いたほうが、
すっきりしたかと思います。

ソウル五輪でのテレビ放映権にまつわる金銭闘争やボクシングでの不正工作、
世界陸上ローマ大会の走り幅跳びでの不正工作等、非常に興味深い話題もありました。
次は、これらの大会をしっかりと描いた作品を読んでみたいですね。

ところで、監訳の広瀬隆氏が、作品に3つの疑問(というか間違いの指摘)をぶつけてます。
こんな解説、見たこと無い!

そういう部分も含め、面白い作品でした。


黒い輪―権力・金・クスリ オリンピックの内幕
黒い輪―権力・金・クスリ オリンピックの内幕ヴィヴ シムソン アンドリュー ジェニングズ Vyv Simson

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