『アマルフィ 女神の報酬』
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- 2009/07/27(Mon) -
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『アマルフィ 女神の報酬』
半年ぶりに映画館に行ってきました。 織田裕二×フジテレビということで、「吉と出るか凶と出るか」という 心積りで観に行きましたが、これは当たりでした。 「フジテレビが本気で『映画』を作ったらこれぐらいできんだよ!」と 言わんばかりの大作でした。 何よりもストーリーが面白く、 それを2時間にきちんとわかりやすく構築できています。 無理な展開が無く、登場人物たちの判断も合理的で、 また、大きく展開が変わる起承「転」結も、ここがポイントだ!と 観ている側にきちんと理解できる作りになってました。 そして、画の方は、オール・イタリア・ロケと銘打っているだけあって、 名所旧跡もばっちり押さえ、アマルフィの街の美しさも伝え、 ちょっとした裏路地に俳優を歩かせて映画の雰囲気作りもバッチリ。 織田裕二も、これぞ名優!というだけの表情、 何より眼の力を持っていて、スクリーンに映えますね。 終盤、外交官としてその行動はまずいんじゃないの?拳銃って・・・・と 思うところもありましたが、まぁ、そこは黒田外交官の業績と 外務省の力とで、何とか上手くフォローしたのでしょう。 (結局、ここも揉み消しか?みたいな) テロリストの動機が「個人の私怨」というところが、 なんとも日本的と言いますか・・・・・ そしてテロ行為の結末も、至って日本的な終わり方ではありましたが、 ある意味、ハリウッド映画と差別化できていいのかもしれませんね(苦笑)。 ところで、観終わってから気づいたのですが、 この映画って、主人公もテロリストも監督も原作者も資本家も みーんな『ホワイトアウト』と同じなんですね。 『ホワイトアウト』も、面白いアクション映画でしたよね。
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