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『朱夏』
- 2009/07/05(Sun) -
宮尾登美子 『朱夏』(集英社文庫)、読了。

宮尾女史の作品は初めてでした。
有吉佐和子作品のように一気読みできるかなと思っていたのですが、
思いの外手間取りました。
なんだかんだで10日間ぐらい掛ったような。
すーっと入っていけないと言いますか・・・。

有吉作品は主人公の女性の描写を客観的に書き込んであるように思え、
結構、辛辣に主人公のことを評価しているような文章だと思います。

それに比べ、本作では、
もっと主人公の心情に近いところで描写をしているというか、
有吉作品のような突き放す感じが無いなぁと思いました。

綾子の心境に共感できれば、ぐいぐい読めたのでしょうけれど、
満州への移民の決心や、敗戦後の難民生活といった状況が
あまりに今の自分とかけはなれていて、
なかなか入っていくことができませんでした。

ただ、自分が一般的に、自伝的作品を苦手としているところもあるので、
他の作品も挑戦してみようと思います。


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