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『20代に読みたい名作』
- 2009/05/12(Tue) -
林真理子 『20代に読みたい名作』(文藝春秋)、読了。

「名作」と謳っているだけあって、
古典や、古典とまではいかなくとも古い作品の紹介が多かったです。

そのため、作品名すら知らないというものはほとんどありませんでした。
ただ、名作と呼ばれているものを全然読んでいないなぁということも
再認識させられました。

個人的には、有吉玉青さんの『身がわり』が紹介されていて感激しました。
この作品は、私に本の魅力を教えてくれた記念すべき作品なのです。

古典を読むとともに、『身がわり』も再読したくなってきちゃいました。


20代に読みたい名作
20代に読みたい名作林 真理子

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stars20代に「読んで欲しい」名作〜著者の意図を推測すると〜
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コメント
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これは三年前に「林真理子の名作読本」と改題した文庫版を読みました。
確かに、私も紹介されている中で読んだことあるのは2,3割ほどでしかありませんでした。(知ってても読んでないのが多いですよね)
が、ここでちょっと言い訳させてもらうと、この林真理子選出の名作も偏りがあると思うんですよね。例えばトルストイやドストエフスキーなどの外国作品が少ないとか歴史小説がほぼ無いに等しいとか。そういう意味ではどちらかというと男と女の話とか女性の苦労半生話とか、林真理子の好きな傾向に選っているのは否めないのではと。
でも、私も大好きな向井万起男の『君についていこう』が挙げられていたのはわが意を得たりでとても嬉しかったですね。
2009/05/13 21:25  | URL | 悠遠の風 #-[ 編集] |  ▲ top

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悠遠の風さま

CMありがとうございます。
確かに、男と女の話に偏ってるというのはそうだとと思います。
特にドロドロとした感じの(苦笑)。
でも、そんな中で、向井千秋&万起男夫妻の
ピュアな夫婦愛も挙げられていると思うと、
やっぱり嬉しくなりますよね。
2009/05/14 00:07  | URL | かもめ組 #-[ 編集] |  ▲ top


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