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『永遠の途中』
- 2009/03/03(Tue) -
唯川恵 『永遠の途中』(光文社文庫)、読了。

寿退社して主婦になった薫と出世を目指した乃梨子、
広告代理店の同期女性2人の人生を追った作品。

自分が一応、総合職に身を置く崖っぷち29歳で、
なおかつ『百年の恋』を読んだばかりということで、
乃梨子の思考や行動が気になって仕方ありませんでした。

同じ境遇に置かれたら、
たぶん、自分も乃梨子のように考えて、乃梨子のように振舞うんだろうなー、と。

一方で、薫の焦りや諦め、発奮のような部分も
主婦を経験したことはないけれども、
なるほどなぁと思える描写でした。

どちらの女性の立場に味方するのかという気持ちにはならず、
どちらも言い分も成り立つなぁと思わせるところは、
この作品がしっかりと女性の気持ちを描いている証拠だと思います。

リアリティ溢れる良い作品でした。


永遠の途中 (光文社文庫)
永遠の途中 (光文社文庫)唯川 恵

おすすめ平均
stars対照的な女性を描くことで、男性も描いている
stars*永遠の途中*
stars生き方について考えさせられた
starsしっかりした一冊
starsそれぞれの道

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百年の恋
百年の恋篠田 節子

おすすめ平均
stars行き当たりばったりな印象。
stars頭で生活するのではなく
starsコメディタッチではあるが…
starsまあ、コメディなんですけど。
starsコメディ,あるいは

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