『死神』
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- 2008/12/30(Tue) -
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篠田節子 『死神』(文春文庫)、読了。
初っ端、不思議体験の話から始まったので、 てっきりホラーものかと思いきや、社会福祉事務所のお話でした。 なんか、篠田作品はタイトルがしっくりこないことが多いです。 さて、ケースワーカーのお仕事というのは 存在は知っていてもその仕事ぶりを読んだのは初めてです。 気骨のある面々が揃っていて個性豊かな職場のようですが、 個々のケースワーカーの体験談に留まって あまり横の連携が見られなかったのは残念でした。 でも、「社会福祉」という 政治家が口にするときれい事のように聞こえる世界が どれだけ人間臭くてドロドロした現実なのかは、良くわかりました。
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