『WALL・E』
| ||||||||
- 2008/12/29(Mon) -
| ||||||||
『WALL・E』
ディズニーアニメを映画館で観たのは初めてです。 ちょっぴりスパイスの効いたストーリーのようだったので 気になって見に行きました。 さて、前半は、ほとんど台詞らしいセリフが無いままに物語が進行していきます。 つまりは、「動きで魅せる」ということなのですが、さすがディズニー。 ちょっとした所作で、キャラクターの性格をばっちり描写していきます。 そして、人間が作り上げてきた文明社会への皮肉も効いてます。 地球を捨て、700年間宇宙船の中で快適な暮らしをしてきた人類の末裔は ぶよぶよで主体性の無い風船人間。 それはまるで『1984』のような世界。 心を持ったロボットはWALL・Eだけなのかと思っていたら、 意外や他のロボットたちも自分を持っていて、 そこは無機質にならないディズニーらしさでした。 最後、現実的なラストシーンに持っていくのかと思いきや、 夢のある終わらせ方もディズニーですね。 厳しい文明批評を裏に秘めながらも、心温まるアニメーションでした。
|
||||||||
コメント |
コメントの投稿 |
トラックバック | |
トラックバックURL
→http://seagullgroup.blog18.fc2.com/tb.php/1196-11beefab | |
|
| メイン |
|