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『ハミザベス』
- 2008/12/18(Thu) -
栗田有起 『ハミザベス』(集英社文庫)、読了。

どんな物語なのか、どんな作風なのか、どんな文体なのか、
全く予想がつかないまま読み始めましたが、
面白い!!

「ハミザベス」も「豆姉妹」も、
人間関係が、たぶん世間一般の人々よりもおかしな濃さを持っている人たちが
出てきているはずなのに、何故だか異様にカラッとしてます。
たぶん、それは文体と会話文の量のせい。

この明るく軽い感じにユーモアが乗っかって
読んでいて小気味よい世界観が広がってます。

そして、このカラッとした世界に突然出てくる性的なモノ。
この違和感の塊が違和感なく作品に中に落ちているのも凄いです。

佳作な作家さんなようですが、
楽しみです~。


ハミザベス (集英社文庫)
ハミザベス (集英社文庫)栗田 有起

おすすめ平均
stars何か特異なものを持ってはいるがまだつかまえられていない
stars買い、ですか?
starsあり得ない設定での日常
stars久々に面白い作家さん!!
stars生きるは不可解なり

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